有事に備え、業者と事前確認や防御策が必要。
運送業者はプロですが、それでも事故が起きる時はあります。もちろん起きない場合がほとんどですが、万が一もあるのです。
そんな時は、いったいどのように対処すれば良いのでしょうか。
大型家具のような荷物だと運ぶ作業自体が大変なので、後から見たら傷が付いていたということもあります。
さらには一部が破損してしまうのも起こり得るのです。
運送・保管時に傷が付いてしまった場合は、業者が加入している保険があるのでそこから補償されます。
しかし、元々付いていた傷だった、経年劣化による自然損耗といわれるケースも少なくありません。
そんな時のために、写真を残しておく、搬出前にスタッフと確認を行う、また別途保険へ加入しておけば、まず大丈夫です。
しっかり対応をしておけば保険金が出るので支払ってもらえますが、ここでも注意が必要です。
それはどのように搬入しているのかです。
大きな家具や家電になると、通常の搬入方法では無理な時があります。
そのような時はクレーン車などを使って窓から搬入するということになりますが、この作業は基本的に保険の適用外になっていることがあります。
柔軟に対応してくれるところもありますが、多くは適用外とされている作業なので難しいところです。
引越の時は大切な荷物を運んでもらう訳ですから、トラブルが発生した時のことをしっかり相談するようにしてください。
業者側も事前に確認してきますが、そこで安心するのではなく自分が納得できるところまで話を詰めていきましょう。
また、傷が付いていた場合の保証される期間は、荷物到着日より3ヶ月以内と定められていますが、当日に紛失や損傷は無いか必ず確認するようにして下さい。